皆さん、健康寿命という言葉をご存知でしょうか。
平均寿命から痴呆、寝たきりの期間を差し引いたもので、日本人の健康寿命は74.5歳だそうです。平均寿命は81歳なので、残念ながら、6.4年間は痴呆、寝たきりの状態ということになります。
この健康寿命を楽しむためには歯を失わず、よく咬め、おいしく食べられることが非常に大切と思います。しかし、健康寿命の健康な期間といっても生活習慣病などいろいろな病気を持っての生活なので、その病気のために、歯科治療が制限されないよう、歯科医は努力をしなければいけません。もちろん痴呆、寝たきりの6.4年間も同じです。
脳や心臓の治療や手術を受けられた方は特にご心配ではないでしょうか。
患者様の歯科治療が安全におこなわれるよう、治療前に主治医の先生と十分に病状の相談をし、身体状態を把握、データをそろえます。治療中は血圧などのモニターや、笑気鎮静法を併用し、術後必要なら入院も考えます。
病診連携することで、地域に密着した、流れのよい全身管理の有病者歯科治療が行えると思います。